強羅花壇に小さな岩盤浴棟が完成しました。
十数年前にできた家族風呂の脇に、茶室のようなちいさな岩盤浴室棟を建てる計画でした。
建物が建てられる平場が狭く、既存の樹木や岩がゴロゴロしている場所だったので工事は大変でしたが
何とか無事完成です!
穂垣の向こう側に見える建物が「家族風呂」で、手前が「岩盤浴室棟」の計画場所です。
できるだけ庭を残し、自然の中にひっそりと建つ建物になるように配慮しました。
狭い場所で、搬入経路も過酷な環境での基礎工事では職人さんは大変ですね。
何とか無事上棟しました。入り母屋の屋根なので加工に時間がかかるため、大きなブルーシートで屋根を覆って作業となりました。
脱衣室の天井は照明ボックスを組み込んだ「網代天井」となります。
陰影がきれいですね。
脱衣室にあるシャワーの内部です。平田タイルのモザイクタイルを採用しました。
シャンプー置きのアルコープの出隅は役物が無いタイルだったので、タイルを留加工するひと手間を掛けて綺麗に納めました。
杉の化粧垂木と化粧野地板です。
大工さんの丁寧な仕事のおかげで素敵な屋根が完成です。
写真では解りませんが、入り母屋の屋根にムクリを付けてあります。桂離宮の屋根と同じですね。
新緑の季節に完成です。
樹々の間からの木漏れ日が壁に映し出されてとても綺麗でした。
カメラマンに撮影もして頂いたのでワークスにも近々アップ致します!
お楽しみに!