洗足の住宅の解体工事が完了し、墨出しを行いました。
「墨つぼ」という道具から墨が染み込んだ糸を出して地面に線を引いていく作業から墨出しと呼びます。
(現在は後から消せるようにチョークの粉を使用する場合もあります。)
床に原寸図面を描いていくイメージでしょうか。
建築工事のとってとても重要な作業です。
今回はリノベーション工事という事で、壁の通り芯(中心線)と仕上厚、照明器具など細かい部分まで
墨出しを行い、現況図面との寸法の誤差が無いか細かくチェックしていきました。
幸いにも寸法には大きな誤差はなく、順調に進みました。
この墨出しの線を基準として様々な工事が進んでいきます。
次回は間仕切り壁を立てる作業に進みます。
今日は壁にスケッチを貼って現場を後にしました。
現場には様々な業種の職人さんが関わりますので、完成イメージを共有することが
とっても大切だと思っています。
最後に、既存のアルミサッシがシールの跡でベタベタになっていましたので除去作業の材料を揃えました!
どれが一番効果があったのかは次回のお楽しみに!