主要用途:住宅
所 在 地:東京都目黒区
敷地面積:216.62㎡
延床面積:400.81㎡
規 模:地上3階地下1階
構 造:RC造
設計担当:辻充晋
構造設計:K3構造設計室
設備設計:テーテンス ライトデザイン
設計期間:2003.08-2004.12
施工期間:2004.01-2004.08
都心の住宅地に嵌め込まれた白いボックス。ガラススクリーンで視線と採光をコントロールしつつ最大容積をめざしたスタジオ付住宅。10mの絶対高さ制限の中に5つのフロアレベルを設定しそれらを繋ぐ階段の折り返し方や素材に変化をもたせ、縦方向の連続感と吹き抜けを通じた空間の一体感、変化に飛んだシーンを実現した。パティオレベルまでは石の基壇状の階段、折り返して2階まではウオールナット無垢板がルーバー状にパティオの風景を透かして見せる。2階から3階へは踊り場でずれるように折り返してエントランスホールの壁の外側を昇っていく。踊り場は吹き抜けのお立ち台として石の基壇からパティオ、テラスを見下ろす場所となる。半地下のスタジオヘ向かう階段もエントランスホールの壁の外側に配され、白い壁にはさまれた石の階段には2層上の3階へ向かうウオールナット無垢板のルーバー状の階段から光が漏れ落ちてくる。