街の活性化に貢献する地方銀行の店舗としての機能性や快適性と、武家屋敷や町屋や蔵と呼応する角館らしい伝統的な素材や構成の両立をめざした。通りに面して設けた豪雪地帯に伝統的な雁木(こもせ)、黒塀や漆喰調の外壁、秋田杉を活かした手摺格子等とH型鋼の列柱や笠木とを組み合わせる。
 
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所在地 秋田県仙北市角館
主要用途 銀行支店
   
設計期間 2013年9月〜2014年3月
施工期間 2014年4月〜2014年9月
   
敷地面積 918.81 u 277.94    
延床面積 764.37 u 231.22    
             
規模 地上2階
構造 鉄骨造
   
特徴 雁木(こもせ)、黒塀、しっくい壁、H型鋼現し、秋田杉、樺細工の網代壁

 

歴史的な街並みが残る観光地の要所に位置する。
街の活性化に貢献する地方銀行の店舗としての機能性や快適性と武家屋敷や町屋や蔵と呼応する角館らしい伝統的な素材や構成の両立をめざした。

通りに面しては豪雪地帯に伝統的な雁木(こもせ)をH型鋼のコリドールとして設け、黒塀や漆喰調の外壁、秋田杉を活かした手摺格子等とH型鋼の列柱や笠木とを組み合わせる。
ATMコーナー脇の観光客や市民の憩いの場ともなるポケットパークとあわせて街に開かれた親しみやすい場所を創出する。

内装は秋田杉の天井や格子のなかに、弱軸強軸方向を使い分けた構造体のH形鋼は全てそのまま現わすこととした。
エントランスホール の吹抜け正面には、地元の工芸品である樺細工を組み込んだ秋田杉板の網代壁を配し、漆喰調の壁を背景とする白砂利の静謐な坪庭と組み合わせて訪れる人々の記憶に残る場所とした。