世界救世教いづのめ教団の教会。
光の発信源となることをめざす教団を象徴し、日の出の方向を示す東西の軸線をもって浮かび上がる2階のボリュームと、それに直交し駅から訪れる人々の視線を受け止めアプローチを演出するプロムナードとをL型に配置する構成とし、敷地の形状と街や地形が持つ潜在的な力の流れを活かす端正なデザインを目指した。
 
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所在地 神奈川県横浜市
主要用途 教会
   
地域地区 第一種低層住居地域、第一種高度地区、22条地域、緑化地域
   
設計期間 2012年2月〜2013年3月
施工期間 2013年4月〜2013年11月
   
敷地面積 939.43 u 284.17    
延床面積 517.46 u 156.53    
             
規模 地上2階
構造 鉄骨造
   
特徴 光、軸線、水盤、プロムナード

 

世界救世教いづのめ教団の教会。
「横浜研修センター」として、信徒の方々が祈りをささげる参拝室がある1階と、家族や知人とともに語り合い、華道や茶道などを通じて芸術に親しみ、わが家にいるようにリラックスした時間を過ごせる2階とで構成されている。

新横浜駅の篠原口に近接し、聖地である熱海・箱根・京都の地や、信徒が多いブラジルやタイといった海外との利便性にも恵まれた立地に計画された。

光の発信源となることをめざす教団を象徴し、日の出の方向を示す東西の軸線をもって浮かび上がる2階のボリュームと、それに直交し駅から訪れる人々の視線を受け止めアプローチを演出するプロムナードとをL型に配置する構成とした。敷地の形状と街や地形が持つ潜在的な力の流れを活かしながら端正なデザインを目指した。

プロムナードに添って水盤を配し、そこに映り込む緑や水の波紋や水音に導かれて、陽光あふれる吹抜けをもつ玄関ホールに導かれる。
玄関ホールを貫く建物の軸線に沿って歩みを進めると、石畳の内参道から参拝室、拝殿に至る。檜造りの拝殿にはトップライトから柔らかな光が射し、左右の壁面からのスリット状の間接光が参拝室を照らし出し、徐々に高くなる天井、軸線を強調する照明とともに厳かに気持ちが高まる空間としている。
玄関ホールを回遊できるギャラリーと水盤の上部を浮遊するように設えられた階段が上下階を一体化し、厳かながらも親しみがあり、地域に開かれたランドマークともなる教会が実現した。